M&Aの売却メリット
・経営されているIT会社やネットビジネスが店舗もお持ちのの場合、お店の廃業に際してM&Aを利用することは、売却利益だけでなく、店舗をスケルトンにする高額な費用が不要になります。また、従業員やスタッフを譲渡すれば、彼らの次の職場を確保することができます。
・店舗ではないサーバーレンタルのみのようなネットビジネスであっても事業承継に困っているならM&Aは有効な手段です。売却利益はもちろん従業員もそのまま雇用してもらえますし、顧客に迷惑をかけることなく事業を継続してもらえます。
M&Aの買収メリット
・ネットビジネスのお店や会社を購入する側にとっては、店舗の新規開店や開業・独立されるに際してM&Aを利用することは、店舗設備が必要なら内装費用、什器、設備などの開店時の資金的なリスク、経営リスクを減らすことになります。更に顧客情報を取得できますので新規の広告費用が削減されます。また、スタッフを引き継げば、新規従業員の採用費用をも節約できます。
・経営されている会社と同種の会社を買収することは、既存の事業を拡大させることができます。また新規事業であれば新たに始めるリスクを軽減できます。また会社を買収するということは、大きな社会貢献ができる投資と言えます。
弊社のM&Aを利用するメリット
・弊社はビジネスブローカーであり、ビジネスエージェントとして主に小規模な店舗やスモールビジネスの仲介をいたします。弊社は売り手の方がネットビジネスを売却するにあたって大変な作業である買い手探し、価格設定、条件交渉、法的手続きなどを引き受けます。
・不動産とネットビジネスの仲介が大きく違うのは機密保持です。どのオーナーも自分のショップや会社が売りに出ていることを取引先や従業員には知られたくありません。この点におきまして、弊社の代表者は行政書士事務所も経営しており、行政書士は法的に守秘義務が課せられておりますので信頼性において大きなアドバンテージがあります。
・不動産売買とネットビジネス売買は、全く性質が異なります。不動産売買の場合は、売り手と買い手の間に信頼関係が生じる必要はありませんが、ネットビジネスの売買の場合は、この信頼関係が非常に重要です。ひとつの理由として、M&Aの場合、店舗だけでなく営業の権利も譲渡することがあります。権利の譲渡は人的な繋がりが売買の後も残ることがあります。また、売りに出されるネットビジネスにおいて売り手が買い手にローンを提供することがあります。例えば、5000万円の仲介ビジネスの場合、頭金2000万円で、残りは金利5%の5年払いというように、買い手は購入時に頭金を支払い、残りは売り手に月々の支払いを行なうことがあるからです。よって、売り手と買い手の間に信頼関係がもっとも必要であり、そのためには仲介会社において高い信頼性は必須と言えます。
・弊社の代表は行政書士であり、M&Aの際にもっとも大切な機密厳守という点において高い信頼性があります。また、譲渡に係る契約書は全て行政書士事務所が作成します。
ネットビジネスM&Aのニーズについて
売りたい人のニーズ
・後継者がいない
・儲かっているうちに売りたい
・収益が上がらない
・別の事業を興したい
・体力的にきつくなってきた
・現状回復などの閉店費用をかけたくない
買いたい人のニーズ
・新規にネットビジネスをやりたい
・店舗を増やしたい
・移転したい
・開店・改築リフォームの費用を安くあげたい
・経営リスクを低く抑えたい
・脱サラのリスクを軽減したい
■M&Aとは
M&Aは、Merger（合併）とAcquisition（買収）の略で、企業の合併と買収のことです。
ネットビジネスでは合併ということはほとんどありませんので、ネットビジネス事業のM&Aとは買収ということになります。
■ネットビジネス買収パターン
ネットビジネスを買収する場合、運営会社をそのまま買収する会社買収と、ネットビジネスの事業のみを買収する事業譲渡があります。
会社買収のとき運営会社が株式会社であれば株式買収であり、合同会社であれば持分買収となります。
ちなみに旧商法では、事業の譲渡という言葉ではなく営業の譲渡という言葉が使われていましたので、今も営業譲渡とも言います。つまり事業譲渡と同意語となります。
またM&Aというと敵対的買収のようなイメージがありますが、ネットビジネスの中でも中小企業にこのような敵対的買収はあり得ません。
なぜなら、売り手側のオーナーも「売りたい」という意思から始まっているからです。
よってネットビジネスのM&Aは、「お見合い」のようなイメージになり、弊社はその間をとりもつ「仲人」という立場になります。
M&Aに際して、買い手は「このネットビジネスを買ったならばこのような事業展開が出来るだろう」と考えますし、逆に売り手は「安心してこのネットビジネスの運営やスタッフを任せられるだろうか」と考えるわけです。
そして買い手は買収のリスクを考慮して買収するかどうかを決断するわけですが、売り手も同様に買い手の信頼性を考慮して譲渡するかどうか決めますので、売り手側が買収を断ることも多々あります。
ですので、両者の関係はあくまで対等なものとなります。
■M&Aの最大メリットは時間を買えること
買い手側がM&Aを行うにあたって最大のメリットは「時間を買える」ということになります。
つまり、買い手はM&Aにより、新規事業として一からネットビジネスを新しく始めるときの市場調査、不動産探し、内装工事、スタッフの採用、広告宣伝、プログラムなどのソフト、設備などのハードなどあらゆる事業のスタート時の時間を買うことになります。そして、これらの労力、費用をも買うことになります。
つまり購入側の経営者は、M&Aによって新規事業のリスクを最大限に軽減出来るということになります。
そしてM&Aは時間、労力、費用の軽減だけでなく、シナジー効果（相乗効果）の期待が持てます。新しいネットビジネスを買うことによって元のネットビジネスが持っていた価値までもが上がることが多々あります。
よってネットビジネスのM&Aは、単純に買収する単体のネットビジネスのみの利益だけを考えての投資ではないということです。
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